駆除ツールの実行の実行で紹介している駆除ツールを利用して、マルウェアに感染しているかどうかを確認することができます。
ただし、毎日多くの新しい種類のマルウェアが生成されているため、駆除ツールで検出しない場合があり、検出されないから感染していないということではありません。
1.Windows Updateを行う
2.ウイルス対策ソフトをインストールし常時保護をする
3.ブロードバンドルーターを使ってインターネット接続をする
の3つは、マルウェアに感染しないために最低限実施するべき対策です。
マルウェアに感染しないためにを実施し対策ができているかをご確認ください。
ブロードバンドルーターが入っているかどうかわからない場合は、下記の手順を参考に確認を行ってください。
→ブロードバンドルーターが入っているかの確認方法
USBスティックタイプ、PCカードタイプ等の無線インターネット端末を利用の場合、ルーター機能がなく、外部からの感染攻撃が直接端末に到達します。また、モバイルルーター等への接続機器の変更は、契約期間等からも困難な場合があります。
このため、Windowsに搭載されるファイアウォール、またはパーソナルファイアウォール機能付きウイルス対策ソフト等、ソフトウェアファイアウォールで常に守ることが重要です。
下記にその場合の注意点を記載いたします。
<注意点>
■ウイルス対策ソフトには、ファイアウォール機能がないものも存在しています。
その場合はWindowsファイアウォール、他社製ファイアウォール等で確実に防御をしてください。
■不用意にウイルス対策ソフト、ファイアウォールを停止しない
不用意にファイアウォール機能を停止すると、Windows Updateの実施状況によっては、短時間でも感染してしまう可能性があります。ファイアウォールを停止させなくてはならない場合は、一旦回線接続を切ってから実施してください。
ご利用のウイルス対策ソフト会社にお問合せください。
ウイルス対策ソフトをCD-ROM等からインストールした場合で、ユーザー登録が出来ない、パターンファイルの更新が出来ないという症状になった場合の一つの原因に、マルウェアによるアクセス妨害が考えられます。マルウェアによっては、感染するとマイクロソフトやウイルス対策ソフト会社へのアクセスを妨害します。マルウェアに感染している可能性がありますので、マルウェアの駆除を参照し対策を行ってください
パターンファイルが更新されない原因には、2つ考えられます。
①マルウェアに感染しているため、ウイルス対策ソフト会社への通信を遮断されている
。②ウイルス対策ソフトが上手くインストールされていない。
■①の確認と対処方法
ウイルス対策ソフト会社への通信を遮断と同時にMicrosoft社への通信も妨害します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[Windows Update] でWindows Updateの画面が正常に表示されるかを確認してください。
表示されない場合はマルウェアの感染が疑われますので、マルウェア感染をチェック・駆除するを参照し対策を行ってください。
■②の対処方法
ウイルス対策ソフトを通常のアンインストールではなく、アンインストールツール(削除ツール)によりアンインストールを行い、再度インストールすることで回復するかを確認してください。詳しくは、ご利用のウイルス対策ソフト会社にお問合せください。
インターネットに接続した際に、ウイルス対策ソフトが頻繁に攻撃検出するため、ウイルスに感染したと思いウイルススキャンを行うが何も検出されないといったご相談をいただきます。
この場合の多くの原因は、ブロードバンドルーターを入れていないため、他の感染端末が感染をさせようとする通信をインターネット側から受信し、その悪性の通信をウイルス対策ソフトのファイアウォール機能で防御(ブロック)したことを通知するために頻繁に検知します。
この検知は煩わしいだけではなく、セキュリティ的にも好ましくありません。
ブロードバンドルーターを入れることで、より安全な環境を作ることができますので、ブロードバンドルーターの導入を行ってください。
→ブロードバンドルーター(必要性)
ご利用のウイルス対策ソフト会社にお問合せください。
オンラインスキャンによるクロスチェックでは、日本語で利用できるオンラインスキャン(無料)、駆除ツール(無料)の一覧を掲載しています。
感染しているマルウェアによってマイクロソフト社の Windows Update のページや、ウイルス対策ソフト会社のパターンファイルを更新するページへの接続を阻害するようにhosts(ホスツ)ファイルの書き替え、設定の変更等が行われていることが考えられます。
下記のページを参考に復旧を行ってください。
→Windows Updateが実行できない場合の復旧手順
一つには、「ファイル感染型ウイルス」が考えられます。
ファイル感染型ウイルスは、拡張子がexe等の実行ファイルに感染し、端末内で感染拡大を図ります。感染行動の激しいタイプのマルウェアは、感染ファイルにアクセスしただけで、感染を拡げていくため、WindowsUpdate等により、感染ファイルにアクセスしてしまうと次々と感染が拡がります。Windowsの起動に必要なファイルに感染した場合、このような現象が発しますので、製品版のウイルス対策ソフト製品を導入し常に防御することが重要です。
なお、このような状況になった場合、回復方法は端末のリカバリが必要となります。
また、リカバリに際しては、リカバリ時の注意事項を確認し、再感染しないように対策を実施してください。
マルウェアに感染したことによる二次的な被害について、ACTIVEにて対応することはできません。
更なる被害発生を避けるため、マルウェア駆除の方法などの情報を提供しております。
以下が考えられます。
①ウイルス対策ソフトのウイルス定義ファイル(パターンファイル)の更新期限が過ぎている。
毎日多くの新しいマルウェアが、発見されています。この新しいマルウェアを検知するためには、ウイルス定義ファイル(パターンファイル)の更新が必要です。更新期限を過ぎた途端に感染したというケースもありますので、切らさないことが重要です。
②感染したマルウェアが、「未知のマルウェア」だった。
ウイルス対策ソフトは、基本的には発見されていない「未知のマルウェア」に対しては検出をしません。ウイルス対策に、これを入れていれば100%大丈夫ということはありませんので、Windows Updateに始まりお使いのソフトのアップデート、ブロードバンドルーターの導入等、複合的に対策を行うことが重要です。
偽ウイルス対策ソフト、偽システムツール等を装うマルウェアは、主に悪意のページへのリンクを埋め込まれたページを閲覧することによりセキュリティホールを利用し利用者の意図に関係なくウイルスに感染させる、ドライブバイ‐ダウンロード(drive-by download)というWeb感染型の手法で感染拡大をしていきます。
この感染に利用されるセキュリティホールは、WindowsOSのセキュリティホールだけではなく、Adobe Reader,Adobe Acrobat,JRE等、更新(アップデート)が忘れがちな周辺プログラムのセキュリティホールも利用されます。
また、短時間に多くの種類のマルウェアが発生し、場合によってはウイルス対策ソフトでの検知率が非常に低い場合もあり、ウイルス対策ソフトを入れている方でも感染の危険性が高いことが特徴です。
従来の対策である
1.WindowsUpdateを行う
2.ウイルス対策ソフトを導入する
3.ブロードバンドルーターを導入する
この3つの対策を行う事はもちろんですが、周辺プログラムの更新も重要になります。
マルウェアに感染しないためにでは、これらの対策について詳細手順とともに説明をしておりますので、全ての手順を手順通りに実施してください。
特に、外部プログラムのアップデートで、この感染に利用されるセキュリティホールを解消する更新方法を説明しています。
USBメモリが、いわゆる「USBウイルス」と呼ばれるマルウェアに感染している可能性があります。ウイルス対策ソフトも入れていない、またはセキュリティ対策が不十分な端末にUSBメモリを挿入すべきではありません。
下記を参考に対策、予防を行ってください。
→USB感染型ウイルスとは
大きな原因は3つ考えられます。
①Windows Updateが行われていない、あるいは完全に実行されていない。
②ウイルス対策ソフトがインストールされていない。
③ブロードバンドルーターが入っていない。
→ブロードバンドルーターの必要性
以上3点は、最低限必要なマルウェアに感染しない対策です。 ウイルス対策ソフトをインストールしていれば、マルウェア感染から守れるというものではありません。
マルウェアに感染しないように守るためには、複合的にいくつもの対策を実施しなければ、守ることは出来ないのです。特に感染源として多くなっているWebからの感染は、従来のWindowsのセキュリティホールを利用した感染手法ではなく、更新がされていない周辺アプリケーションのセキュリティホールを利用して感染します。
外部プログラムのアップデートも行う事が重要になってきています。
Windows端末のリカバリは、Windows OSが格納されているドライブの内容を一旦消去し、Windows OSを入れ直す作業を行います。中古で購入したばかりの端末やメーカー修理から戻ってきた端末についてもリカバリが行われている場合があります。
Windows OSは購入時の初期状態に戻りますので、Windowsのセキュリティホールも修復されていない最も危険な状態になります。
この状況で、接続ツール等で端末からインターネットに直接接続を行うと、インターネットに接続し数分で外部から常に行われている感染攻撃を受信し感染してしまいます。
感染させないためには、ブロードバンドルーターでインターネットに接続し、外部からの感染攻撃を遮断した環境で行う事が必要です。(ブロードバンドルーターの必要性参照)
ブロードバンドルーターがない方は、購入いただいてから作業をされることをお勧めしますが、無線インターネットでルーターを入れることが出来ない場合等は、インターネット回線に接続する前にWindowsのファイアウォールをONにして防御してください。(パーソナルファイアウォールの設定参照)
また、ウイルス対策ソフトを入れずにバックアップデータを戻そうとしたりすることで、その中に存在するマルウェアを起動し再度感染させてしまう場合もあります。下記に、リカバリの手順を記載したページを案内いたしますので、その手順通りに作業されることをお勧めいたします。
→リカバリ時の注意事項
端末のリカバリをしますとWindowsの修正プログラムが適用されていない状況下となります。この状況は、もっともセキュリティホールが空いている状態です。このため、ブロードバンドルーターのない環境でリカバリの実施、あるいはメーカのリカバリ修理から返却されたばかりの端末を接続しますと、数分で感染してしまう可能性があります。
リカバリを実施する際には、合わせてブロードバンドルーター及び、ウイルス対策ソフトを導入する等の対策と手順が重要になります。なお、リカバリの実施後は速やかにWindows Updateを行い修正プログラムの適用を実施してください。詳しくは下記のページをご覧ください。
【重要ポイント】
バックアップをしたデータ内にマルウェアが含まれている可能性があります。このためバックアップデータをリカバリ後の端末に戻す際は、製品版のウイルス対策ソフトを入れ、ウイルス定義ファイル(パターンファイル)の更新を行ってから、戻すことが必要です。
→リカバリ時の注意事項
→ブロードバンドルーターの必要性
→Windows Update